ユニクロ柳井正：中国アパレルメーカーは世界レベル

このほど、日本の有名アパレルブランド「ユニクロ」の創業者であり、日本の小売業をリードする企業であるファーストリテイリンググループの柳井正一行会長兼最高経営責任者が江蘇省常州を訪れ、中国の重要なパートナーである常州華利達グループを訪問した。柳井正氏は、中国は生産の主力だけでなく、消費の主力でもあると述べた。ユニクロは現在、中国に700店以上を展開しており、将来的には3000店に達し、中国生産、中国消費を実現したいと考えている。

柳井氏は常州市天寧区にある華利達服装科学技術産業園の生産現場を訪れ、既製服の製造過程を実地に理解し、従業員と広く交流している。工場が自動化、省人化、情報化、業績化を推進するスマート製造能力に対して十分に肯定する。また、柳井正氏は、自動車エアバッグ産業の発展に関するワリダグループの紹介を聞いた。聞くところによると、ワリダはトヨタ自動車が国内で唯一指定した全エアバッグのグローバルサプライヤーとして、トヨタTPS生産方式、製品安全管理モデルを絶えず服装に伝え、伝統服装のスマート製造のモデルチェンジとグレードアップを促進している。

柳井正氏は、生産現場の秩序、工場管理の精緻さ、従業員が一心不乱に仕事をしている光景を見て、中国の発展の原動力を感じたと述べた。同氏は、ワリダULD軽量ダウンジャケット製品が長期的、大量的、平均的な高品質を保証できることに感謝し、ワリダを代表とする中国製造企業は世界トップレベルを備えており、より多くの欧米と日本のメディアが中国製造の先進性をより全面的に理解し、中国の労働集約型産業に対する伝統的な考え方を変えることを望んでいる。

ワリダグループの張文昌会長は、過去25年間のユニクロとの提携がワリダの成長を促していると述べた。将来的には、新たなスタート地点に立脚し、精進を絶えず改善し、ユニクロの世界最大、最も重要で、最も管理された上着工場になるだろう。

華東地区の規模的なアパレル輸出企業として、華利達は25年来一貫して日本ファーストリテイリングと相互信頼を保つ戦略的パートナーシップを維持してきた。前後して全国メーデー労働賞状、国務院が表彰した全国就業先進集団と全国模範従業員の家などの栄誉を獲得し、江蘇省初の輸出検査免除企業、江蘇省服装知能製造模範企業であり、6年連続で常州市工業納税の5つ星企業を維持している。